2020年新春のご挨拶



 文部科学省 
 総合教育政策局 生涯学習推進課 
 民間教育事業振興室長 伊藤明子氏


みなさん明けましておめでとうございます。
昨年に引き続き2回目の参加ということで大変うれしく思います。今日はお招きいただきましてありがとうございます。
昨年は通信教育事業の実施による生涯学習の振興にご尽力いただきまして誠に感謝申し上げます。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

本年はいよいよ2020年ということで、オリンピック開催の年になりましたが、この夏のオリンピック、パラリンピックでは、競技を間近に見ることができるだけでなく、多くの外国人の方が来られて様々な交流が行われたり、多くのボランティアの方々が活動したりということが行われると思います。
その中で国民の皆さまが、「何か新しいことを始めたい」とか「新しいことを勉強したい」と思う方が増えるのではないかと期待しています。ただ、社会人の学びはハードルが高く、よく言われることですが、「お金がない」、「時間がない」、「学びたいプログラムがない」ということがハードルになっているということです。これをクリアしないとなかなか進んでいかないのですが、社会通信教育というものは、まさに、「いつでも」、「どこでも」、「誰でも」が学ぶことができるという趣旨で作られたものですので、社会人の方が学びを進めるのにとてもふさわしいものであると思います。

人生100年時代の到来がさらに近づいてきています。新しい時代のニーズを踏まえて、ニーズに合うものを提供することによって、社会通信教育の新しい展開や発展を期待できるのではないかと思っています

今年一年が、社会通信教育の大きな飛躍の年になりますことを祈念しますとともに、ここにお集まりの皆様のご健勝と、公益社団法人日本通信教育振興協会のさらなる発展を祈念いたしまして私の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

                 (2020年1月10日 新春賀詞交換会でのご挨拶)

 

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