2015年新春のご挨拶

文部科学省 
生涯学習政策局 生涯学習推進課 民間教育事業振興室長 楠目 聖氏

公益社団法人日本通信教育振興協会の皆様には、日頃から通信教育の事業等を通じて、我が国の生涯学習の振興にご尽力をいただきまして、誠にありがとうございます。

文部科学省においては、現在、教育基本法の規定を踏まえ、「誰もがいつでも、どこでも自由に学習機会を選択することができ、その成果が適切に評価・活用される」ような生涯学習社会の実現に向けて、各種の施策を進めておりますが、本年は、生涯学習社会の理念についても規定した教育基本法が策定されてから10年目の年となります。
また、生涯学習の振興について定めた生涯学習振興法が制定されてからは、25年の年に当たります。
この間、生涯学習政策については、当初の普及・啓発中心から、特に教育基本法の制定以降は、質の向上や成果の活用ということに重点が移ってきておりますが、日本通信教育振興協会におかれては、生涯学習奨励講座の認定や学習指導員の養成といった公益事業を通じて、質的向上や学習成果の活用といったこれらの課題に、いち早く対応いただいてきているところであり、これまでの、関係者の皆様方のご尽力に対して、改めて敬意を表する次第でございます。

文科省としても、引き続き、生涯学習社会の実現に向けて、取り組んでまいりますので、本年も、関係の皆様方のご理解ご協力の程をよろしくお願いいたします。
結びとなりましたが、日本通信教育振興協会と本日お集まりの皆様のご健勝とご発展を祈念いたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。 本年もよろしくお願いいたします。

(平成27年1月16日 新春賀詞交歓会にて来賓の楠目聖室長からのご挨拶)

 

toppage