2013年新春賀詞交歓会 会長挨拶

                       社団法人日本通信教育振興協会会長 浅井三郎 

  みなさま、あけましておめでとうございます。
  平成25年の新春に当たり、ひとことご挨拶を申し上げます。
  本日は来賓として、文部科学省から生涯学習政策局 生涯学習振興課 民間教育事業振興室 室長の楠目聖(くすめ あきら)様、民間教育事業第二係 係長の村上壮一様にご臨席を賜りました。お忙しい中を誠にありがとうございました。
  さて、今年はとりあえず明るい気分で年が明けました。
  明るさと不安が入り混じっております。
  まずその一つは、安倍内閣。内閣発足以来、日本の株式は高騰し続けております。安倍とエコノミクスの合成語でアベノミクスというのだそうですが、デフレ克服、積極財政に期待した期待相場であるようです。実力相場ではないのだそうです。もし政策がうまくいけば産業と消費が活性化され、また新しい産業が生まれるなどして、日本も息を吹き返すことになりましょう。ぜひそうあって欲しいものだと思います。
  しかし、もし、うまくいかないとインフレと不景気が同時進行するスタグフレーションという厳しい世の中になることもあるそうで、そうなると通信教育の受講者の募集が良くなることは期待できないことになります。
  二つ目は、我が日本通信教育振興協会が、すでにお伝えしておりますように、おかげさまで、4月から「公益社団法人日本通信教育振興協会」として出発することになりました。
これまでも文部科学省のご指導を受けた社団法人でありまして、「公益団体」でございますから、特に偉くなったというわけではなく、本来の姿を維持したというわけなのでありますが、表示が「一般社団法人」か「公益社団法人」とでは、信用力という面でやはり印象が違うと思います。
  名は体を表すといいます。事業もこれまでの共益から公益に拡大して展開されます。
正会員、賛助会員の皆さまにおかれましては、今年は生涯学習の振興のために当協会を支え、さらに皆さまの事業にその信用力も付け加えていただきまして、より発展的な今年としていただきますようお願いをいたしまして、私の挨拶といたします。